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黒豆しとぎバター

豆しとぎは、青森県三八上北、岩手県北地区で食べられている、米粉につぶした豆を混ぜて作ったコナモンです。 青豆を使うのが標準で、鮮やかな青さが綺麗な一品。 黒豆を使ったものもあります。今でこそ年中食べられますが、豆はあまり保存がきかないので昔は12月から3月までの寒い時期に作るのが普通でした。 ちなみに「しとぎ」とは「水に浸して柔らかくした生の米をついて粉にし、それを水でこねて丸めた食べ物」のことを言うそうです。 餅の原型とも言えるしとぎの歴史は古く、平安時代にも神饌として供えられていたと言います。 ひっそりと受け継がれてきた神聖な味、食べられてきた風情あふれる味を、いつまでも語り継いでゆきたいものです。 そのまま食べても美味しいのですが、トースターなどでちょっと焼き目を付けて食べると香ばしく、甘味が引き立って美味しさもアップ。 油で揚げたりすると別の味も楽しめます。昔の時代、南部の子供たちにとって、どれほど楽しみなおやつだったことでしょうか。

お知らせ Information

2021.12.09

オンラインストアをオープンしました!

2021.12.05

公式サイトにOEM設備についてのページを追加しました。

2021.12.01

新商品を開発中です。お楽しみに!